任意売却と離婚について②

前回の続きになりますが、『離婚』が原因の任意売却で簡単に解決した事例です。

数年前、かなり揉めていたご夫婦の『離婚』が成立し、ご主人(S様)だけが自宅に残り支払いを続けていました。しかし、1人で住宅ローンの支払いを続けていくのは本当に大変な事なので、直ぐに支払い困難な状況に陥りました。

S様から初回面談の際に『元嫁(N様)に今回の事は関係ないですよね?』と聞かれました。『離婚が成立して赤の他人なんですから』と言われましたが、実際に確認してみると元嫁は『共有名義人』であり『連帯保証人』だったのです。

理解力のある方だったので、一通りの説明をすると納得されN様実家に連絡してくださりアポ取りは成功しました。

N様・N様ご両親と私の4人で状況確認・今後の方針について話をしましたが、予想以上に協力的で驚きました。『自分の事・我が娘の事』なので当然といえば当然なのでしょうが、離婚時にかなり揉めていた『元夫婦』が『任意売却』時には結果的に協力する事になるなんて不思議な気分です!

N様家族が動産・ゴミ処分・清掃・雑草除去等の協力をしてくださる事を伝えると、S様も転居費用を急いで準備して引越しをしてくださりました。空き家・清掃済みの状態で販売スタートする事が出来た為『販売開始から約1ヶ月』で決済を迎え、ほぼ完済に近い状態で任意売却を終える事となります。『販売開始から約1ヶ月』で売買が全て完了するのは、かなりの条件が整っていなければ難しい事です。

今回お伝えした事例はレアケースかもしれませんが、『売却期間中1度も顔を合わす事の無かった元夫婦』が協力した理由は『お互いに自己破産は避けたかった』でした。

結論として『離婚』して色々な感情はあると思いますが、『離婚と売却』は別問題なので、もし支払い困難な状況に陥った場合等は自分達の為にも『売却』だけは協力し解決して頂きたいと願っています!

カテゴリー: 任意売却, 未分類, 離婚 パーマリンク